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シドニー郊外、大分水嶺山脈の中で暮らす日々のあれこれ
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実家の母でさえ「あれは作りもののドラマを見てるよりずっと興奮した」と言っていた、あさま山荘事件。この作品は、あさま山荘事件そのものよりも、連合赤軍の成り立ちから、山岳ベース事件という凄惨な仲間殺しを経てあさま山荘事件へ至るまでの記録映画だ。狂気の沙汰としか思えないこれらの事件に至った状況や、世間から隔離された集団の中の力関係なんかに興味があったので、以前から見たいと思っていたところへ、先日、近所の同業者の方から貸していただいた。ラッキー。

amazonの紹介文より引用。

“『革命』に、すべてを賭けたかった・・・・・・”
日本赤軍との関係も深い若松孝二監督が、
革命を叫ぶ若者のそばから1972年の連合赤軍・あさま山荘事件に迫る人間ドラマ。

テレビ視聴率89.7%、日本中の目を釘付けにした「あさま山荘」の内部では、一体何が起きていたのか。
彼らはなぜ、山へ入り、同志に手をかけ、豪雪の雪山を越え、あさま山荘の銃撃戦へと至ったのか。
自ら資金と人材を集め、私財を投げ打ち製作した鬼才・若松孝二監督最新作!!

グループが方向性を失い内部崩壊していく様や、同志と呼び合う仲から独裁者とその取り巻きの関係になっていく過程がドライに描かれていて、圧巻だった。小難しいコミュニスト用語を駆使して話していても、やってることは、小学校の帰りの会のつるし上げと一緒。高い理想を掲げる裏で、嫉妬や疑念といったどろどろの感情が渦巻く様子がもうどうしようもなかった。

出演している俳優はほとんど無名なんだけど、リーダー格の永田洋子に目をつけられ、総括の名の下に亡くなってしまう遠山美枝子役の坂井真紀の演技はすごいです。それと音楽は、今ではすっかり東京都民らしいジム・オルーク。
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Comments:

>かおりさん
私も当時のことは覚えてないのですが、「昭和の事件史」みたいな番組でよく目にしました。これ、学生運動とはいったい何だったのかということを知るのにも良い作品でした。

>kazumiさん
こういう独り善がりの正義感だけで突っ走るひとたち、困りますね。イルカは養殖魚を食い散らす害獣だってのに。
comment by: 管理人 | 2009/08/23 12:06 AM
イルカの映像見ました。
こういう偽善者が一番むかつく。
comment by: kazumi | 2009/08/22 10:56 PM
あさま山荘事件って有名な事件なんですね。
その頃はまだ日本にいたけど、まだ子供だったし
知りませんでした。
面白そうですね。
comment by: かおり | 2009/08/22 1:22 PM
>誰もがチェゲバラになれるわけがないんです。
ほんとですね。

暴力シーンがきついですが、全体として見ごたえありました。
でもまだ扇動とかしてるんですか...ソ連崩壊して20年以上経ってるのに。
comment by: 管理人 | 2009/08/20 7:55 PM
ううー、みたいです。当時の首謀者が、今刑務所でまた周りを扇動しているような記事を読んだことがあります。こわいこわい。

誰もがチェゲバラになれるわけがないんです。
comment by: kazumi | 2009/08/20 2:04 AM

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